見た目のおしゃれでカラーを利用される方が多いという結果になりました。
おしゃれでするからこそ、できればそれによる髪のトラブルは避けたいというのが本音だと思いますが、実際はどうなのか、次の質問をご覧ください。

第１位の傷みと２位の色落ちで６６％という大きな割合を占めています。
できればダメージレスで持ちが良いカラーをしたい・・でもおしゃれのためには仕方ない・・というのが多くの方の意見のようです。

約７０％の方が何らかの色ムラがあったと回答しています。特に毛先の明るさのようですね。
髪の状態はその部分によって大きく異なります。もちろん髪がはえてから経過する時間も異なりますし、それに加え、ストレートやカラー、パーマと行ったメニューの履歴が仕上がりに色ムラに大きく影響します。
それをふまえ、その部分にあった処理を行うことが大切になります。

８０％以上の方がカラーの色落ちを経験しています。
色落ちの大きな原因は髪のダメージです。傷んだ髪は、髪の内部に浸透させたカラーの色素も抜けやすく、結果的に色落ちしてしまいます。
カラーによって髪にかけた負担をしっかりケアすることでダメージを最小限に食い止めることができます。
ホームケアはもちろん、カラーの最後の処理としてしっかりサロンでダメージケアを行うことが大切です。

約８０％の人が要望と違ったと回答しています。
色味は イメージによるところも大きいので、イメージの相違もあるかもしれませんが、おしゃれのためにしているカラーで希望の色味が出ないのは、やはり残念ですよね。
同じ色味のカラー液を使用しても、地毛の色だけでなく、ダメージの度合いやカラーなどの履歴によって、結果は大きく異なります。
事前のカウンセリングと今の髪の状態を見極めることが非常に重要です。

パサつきや絡みを感じる方が多いようです。髪がダメージを受けて、髪の内部にしっかり水分を保てなくなっていることが原因であると予想されます。

７０％をこえる多くの方が「毛先」に傷みを感じています。やはり傷みやすい毛先は気になるところですね。

２ヶ月以内にするという方が８０％を占めています。根元の新しく生えてきた部分との色味の差が気になるのが原因かと思われますが、実際はどうなのでしょうか。
次の質問をみてください。

実際には、根元の色が気になるという回答は２４％にとどまり、色抜けと色を変えたいという回答が多い結果になりました。
前の質問でみられたように、色抜けがある方が非常に多いこと、要望の色にならないことが多いのが原因だと予想されます。

これまでみてきた現状を受けてか、カラーの色持ちに対する期待度の低さが反映される結果となりました。カラーは１ヶ月で色が抜けてしまう、持たないと考えいる方が多いことがわかります。

全体を染めるという回答が６３％と圧倒的です。その理由を次の質問でみてみましょう。

違う色にしたいという回答が５８％で１番多くなっています。
色持ちが良ければ、根元の生えてきたところだけリタッチするということも考えられますが、やはり色持ちが悪いから全体を染めざるを得ないという方が多いのも現状です。

きちんと染まる、希望の色になることは大前提として、それプラスどんなことを要望されているかという結果です。
「傷まない」「髪の状態が良くなる」の２つで、８０％以上を占めています。
おしゃれのためのカラーとはいえ、ダメージを防ぎたいのが多くの方の本音ですね。